消化器内科
消化器に関するお悩みはありませんか?
- 胃痛や胸焼けが続いている
- 食後に吐き気や不快感がある
- 便通が不規則である
- 黄色い目や皮膚
- 腹痛や腹部の膨満感
消化器内科で診る主な病気
胃潰瘍
胃潰瘍は、胃の内壁に生じる潰瘍(傷)が原因で、胃痛、吐き気、嘔吐などの症状が現れます。
ストレスや食生活の乱れが影響することもあります。
未治療の場合、出血や穿孔(穴が開く)のリスクがありますので、早めの診断と治療が必要です。
胃がん
胃がんは、胃の粘膜層ががん化する疾患です。
初期症状は非常にわかりにくく、進行すると食欲不振、体重減少、吐血などが見られます。
早期発見が生存率を大きく左右するため、定期的な検診が推奨されます。
肝臓疾患
肝臓疾患には、肝炎、肝硬変、肝がんなどがあります。
疲労感、黄疸(目や皮膚が黄色くなる)、体重減少などが主な症状です。
肝臓は体内の解毒や栄養素の貯蔵などを担っているため、早期の診断と治療が必要です。
膵炎
膵炎は、膵臓に炎症が起こる病気で、激しい腹痛が特徴です。
アルコール摂取や胆石が原因となることが多いです。
急性膵炎は緊急事態であり、速やかな治療が必要です。
大腸ポリープ・大腸がん
大腸ポリープは、大腸の内壁にできる突起で、そのまま放置すると大腸がんに進行する可能性があります。
便に血が混ざる、便通が不規則になるなどの症状があります。
早期発見であれば手術で除去可能です。
IBD
潰瘍性大腸炎およびクローン病に代表される炎症性腸疾患(IBD)は原因不明であり、いまだこれを完治させる治療法はありません。
しかし、病因・病態の解明に伴う治療法の進歩に加え、実際の治療上の注意点も明確になってきています。
早期発見・早期治療が大切な理由
生存率の向上
特にがんに関しては、早期に発見・治療することで生存率が大幅に向上します。
例えば、胃がんの場合、早期であれば5年生存率は90%以上とされています。
治療選択肢の拡大
病気が進行すると、手術が困難になる場合や、より強力な治療が必要になることがあります。
早期発見であれば、より多くの治療選択肢が考慮でき、患者様にとって負担の少ない治療を選べます。
治療期間とコストの削減
早期に病気を発見・治療することで、長期にわたる治療や高額な医療費を抑制することが可能です。
生活の質(QOL)の維持
早期発見・治療により、病気が体に与える影響を最小限に抑え、日常生活を早く回復させることができます。
合併症の予防
例えば、肝臓疾患が進行すると、肝硬変や肝がんを引き起こす可能性があります。
早期に適切な治療を行うことで、これらの重篤な合併症を防ぐことができます。
当院で受けられる主な検査
当院では、患者様の健康状態や症状に応じて、最適な検査を選択し、迅速かつ正確に診断を行います。
以下は、当院で受けられる主な検査です。
(当院では内視鏡検査は実施しておりません。)
糞便検査
糞便検査は、消化器系の疾患を診断するための基本的な検査の一つです。
この検査を通じて、消化不良、感染症、出血、腸の炎症などの兆候を検出することができます。
患者様から採取した糞便を専門の機器で分析し、異常がある場合は適切な治療方針を立てます。
血液検査
血液検査は、体の全般的な健康状態や、特定の疾患の有無を確認するための検査です。
当院では、患者様の血液を採取し、様々な項目を分析。
肝機能、腎機能、炎症のマーカー、栄養状態などを詳しく調べることができます。
超音波検査
超音波検査は、体の内部の組織や臓器の状態を非侵襲的に視覚化する検査方法です。
特に、肝臓、胆のう、膵臓、腎臓などの消化器官の形状や大きさ、病変の有無を詳しく調べることができます。
X線検査
X線検査は、体内の骨や臓器の状態を映像化するための放射線を使用した検査方法です。
特に、胃や腸などの消化器官の形状や動き、病変の有無を確認するために使用されます。