認知症外来とは？

加齢による物忘れ

加齢による物忘れは一般的には無害で、日常生活に大きな影響を与えません。
例えば、朝食を食べたことは覚えているが、何を食べたかは忘れてしまう。
また、有名人や俳優の名前がすぐに出てこないが、ヒントがあれば思い出せる、といった程度です。

認知症は早期発見が大切です

早期発見の重要性

認知症の早期発見は治療効果を高め、生活の質を維持するために非常に重要です。
早期に適切な治療を始めることで、症状の進行を遅らせる可能性があります。

軽度認知障害（MCI）との関連

物忘れが頻繁に起きる場合、それは「軽度認知障害（MCI）」である可能性があります。
MCIは認知機能が低下しているが、まだ認知症レベルには達していない状態を指します。
MCIから認知症に進行するリスクもあるため、早期の診断と対策が必要です。

認知症外来の役割

物忘れが気になる場合、最初の受診先として「物忘れ外来」が適しています。
専門医による詳細な検査を受けることで、認知症かどうか、またはMCIの段階にあるのかを確認できます。

家族の役割

認知症の早期発見は本人だけでなく、家族にとっても重要です。
症状の変化に気づいたら、専門医の診断を受けることが大切です。
家族が早期に気づき、適切な受診を促すことが、症状の進行を遅らせる鍵となります。

当院の認知症治療の特徴

当院の認知症治療は、一人ひとりの患者様とその家族に対して、総合的なサービスを提供することを特徴としています。

一つのクリニックで完結

当院では、初めて認知症の症状を疑ったときから、その後の治療・ケアまで一貫して対応可能です。
社会福祉士やリハビリの専門家も在籍しており、リハビリ施設も併設しています。
これにより、一つのクリニックでご相談から治療、その後のケアまでが完結できます。

お悩みに対する個別対応

「記憶力が急に悪くなった」「失禁が起きる」など、認知症特有のお悩みがある方は、まずは当院で一度相談してみてください。
専門の医師やケアチームが、その症状に最適な治療やケアプランをご提案します。

認知症治療に特化した医師の存在

当院は、認知症治療に特化した医師がいます。
そのため、介護が必要になった後も、当院で継続的なサポートが可能です。